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XY雑感

とりあえずXY環境も終わりなので思ったこと
分類としてはシングル勢なのでシングルについて。文章ばかり、しかも長いので注意。



1.立ち回り

とにかく「このPTにはこの選出、この立ち回りが安定」という動きを作るのが難しかった。

どちらかというと自分は全抜きより受け回す方が好きなのだが、強力なメガシンカポケモンを完全に受け回して封殺するのは不可能。更に、クレセリアやゲンガーを使えば一見ガルーラにはとりあえず交換で出しておけば安定のように思えるが、相手も慣れたもので余裕で交換読み行動を決めてくる。


ムーバーが解禁されて真っ先に思いついたのがクレセドランなのだが、初手ヒードランvsガブリアス、こっちクレセリア交換、相手釣り交換でバンギラス(オマケにその後クレセリアに打ってきたのは地震)
この流れが違う対戦相手に2戦連続で起こってこんなもん二度と使わないと決意した。


明らかに見てからでも間に合う場面で交換読みを試行して相手が勝手に自爆するパターンも多くあったが、何故こんなに釣り交換や交換読みを執拗にやってくるのかというと、そこはメガシンカによる火力のインフレが影響しているのかなと思う。

メガシンカが受けられない状況で有利対面を作られれば対戦は決まったようなもの。「ギルガルドでクレセリアにシャドーボールを打ってガルーラが出てきたら~」で間に合わないようならクレセリアに向かって聖なる剣を打ち込まないといけない。

また、逆に言うとメガシンカを使って相手の行動に合わせれば対戦が終わるレベルのアドを得られる。例えばガルーラと戦えるのがゲンガーしかいないPTに交換読み噛み砕くをゲンガーに当てればゲンガー側は崩壊必至である。


その点クレセリアは非常に相手を倒すのが遅い。大抵の物理を受けることはできるが交換で出されるギルガルド、ヒードラン、ハッサムに対してできることがほとんどない。ここで釣り交換が入る。ヒードランに合わせてガルーラを出せばクレセリアの低い火力を補いつつ、メガシンカで有利対面を作る爆アドを得られる。
クレセリアやこの手の火力の低いポケモンを使っているプレイヤーは実際釣り交換が多かった。あまりに釣られて腹が立ったのでガブリアスでクレセリアに地震を打ってたら釣り交換で出てくるドランやクチートを何匹も倒せた。

自分は交換読みを当てても「勘が良かった」としか思えず、次の対戦に繋がっていくものとは考えられないので、交換読みはなるべく勝つためのルートの中には組み込みたくない。


そんな自分が立ち回りを無視して勝つために考えると自然に身代わりを絡めることに行き着く。ポケモンで最強の技は身代わりである。

しかし、有利対面で張る身代わりは立ち回りを排除できるが、完全に無力化されるポケモンを出されると意味が無い。
色んなポケモンで身代わりを使ったが、最終的にはグライオン、クレッフィに長い間頼るようになる。この2匹は身代わりを残しやすい上に、電磁波やギロチンの運要素を絡めることによってほとんどの相手を倒せる。

シーズン6は色んなポケモンを使って新しい風を吹き込むぜ!と意気込んでいたが、完成度の高いPTに小細工が通用せず、圧殺される日々。結局最後はクレッフィ入りに戻ってきた。





2.メガシンカ

メガシンカは非常に強力な要素で、PTに採用しないのは理解できないし、選出を簡単に渋るのも勿体ない。

当然メガシンカ枠にガルーラを使うとなると選出しまくるわけだが、クレセリアに受けられる型ばかり使っていた自分は、クレセリア入りにガルーラを選出しようとするとその時点で読み要素が発生する。他のPTにもゴツメギャラドスやゴツメボーマンダなど自慢のガルーラ対策によって無力化されることは多く、自分が使う側で考えた時のガルーラはあまり強いとは思えなかった。

無茶苦茶な順位付けと言われるかもしれないが、自分が使う側で考えると使いやすさはゲンガー>>サーナイト≧リザードン>その他。

相手のガルーラのメインウェポンを無効にし、特性によって読み要素をある程度排除できるポケモンとして、自分が最も信頼しているメガシンカはゲンガーとしておく。

今更自分なんかが書いても何の参考にもならないと思うのでキャラランク記事みたいなのはわざわざ書くつもりはない。
無論、相手が使う側で考える強さは全く違うものなので上記の順番付けとはまた変わってくる。





3.命中率

5世代と6世代で自分の考え方が大きく変わった要素として技の命中率がある。

BW2ではなるべく技の命中率は高めに設定し、キングドラにはハイドロポンプと波乗りを両方覚えさせ、眼鏡ボルトロスを使った際には気合い玉のスペースが余裕であるにも関わらず不要と判断してマンムーピンポイントのトンボなんかを採用していた。これは5世代のシステム的に、波乗りで勝てる相手にわざわざハイポンを選んで2割の負け筋を残すのがレートの上げ方としては効率が悪かったことに起因する。


XYでは基本的に同格の相手とマッチングするようになっており、余裕で勝てる対戦は格段に少なくなった。
そもそも気合い玉やハイポンを使わないと絶対に勝てない対戦>技を外して負ける対戦となるなら、考え方を変え、鬼火や気合い玉の低命中技を採用せざるを得ない。


当たり前のことだが、低命中技は命中100技より性能が強力になっている。

6世代のシングルは、同格以上の相手を潰そうと、気合い玉やマグスト採用は普通で、終いには素催眠まで飛び出す環境になっていた。そんな中、命中100技だけで戦うのは、低命中を躊躇なく使う相手には技外しという「相手の運負け」以外はこちらが不利な状態で戦うということである。





個人的にポケモンは「どう立ち回れば勝てるかを考える」より「立ち回りを考えずに勝てるPTを考える」方が気が楽だしこれからもそんな考え方でやっていくつもり。
低命中技を使うのも「当てれば勝てるから」で思考停止するために十分選択肢に入る。
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No title

感動した
低命中技は強い

No title

>>歌うハピは強いさん

それである程度の勝率が確保できるなら、ということですね。一撃技統一が強いとは言っていません。
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へるぴん

Author:へるぴん
ポケモンやってます。ユキノオーとか好きでした(過去形)。

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